Thesis Proposal

滞在している研究グループの学生の thesis proposal があったので話を聞きにいきました.これはD論の内容はこんな風になる予定です,ということを thesis committee の先生達に発表して質疑を経て認めてもらう,というもの.実はアメリカで Ph.D を取ろうとすると,どういうプロセスを経るのかきちんとは知らないのですが,山でいうなら7〜8合目でしょうか.

この部分はどこそこの会議で発表済,この部分は現在進行中,という説明もあり,まだD論自体の影も形もないので,日本の博士課程でよくある「予備審査」よりもさらに予備的な感じです.発表の最後に timeline ということで,今後の予定も話していましたが,thesis defense (最終発表) は来年の1〜3月にやりたい,ということで,まだまだ先は長いです.アメリカのD論は200ページとか平気でいくので,他のこともやりながら,きちんとまとめようとしたら半年くらい平気でかかる,と以前に聞いたことがあります.

ちなみに,thesis committee (4 or 5人)のうち3人が polycom プラス,発表者の画面を共有するためのソフトウェア(名前失念)で遠隔参加.そんなんでも,きちんと成立していました.さすがに最後の defense の時はみんな来るんだろうな…