RAIN: A Tribute to The Beatles

エンタメ強化月間最後の催しは,ビートルズコピーバンドRAINの公演に行きました.

アメリカで有名なビートルズのシーン(エド・サリバン・ショウ,とか Shea Stadium のコンサート)のコピー演奏(もちろん衣装もコピー)に始まって,後期のコンサートをやめてしまった頃の曲もたっぷり聞けました.後半の衣装は,Sgt. Pepper's の軍服(なのかあれは?)とか,Abbey Road のジャケで着ている衣装とか,再現すべきものがないからやりたい放題ですね.

ポール役の人は,ベースは左,ギター(Yesterday とか Black Bird で披露)は右で弾いているのが印象的でした.ベースが左で弾けるんだったら,ギターもできるだろ,とか思うのですが,コードを右手で押さえられないのかしら.しかし,舞台奥のスクリーンでは左右反転して,左でギターを弾いているように写しているのが笑えます.ポール役はボーカルがとにかく大変ですね.動きはすごく研究されていてよかったと思うのですが.

ジョン役の人は,…背が低い(笑).もう少し股を開いて上下に揺れながら歌った方がいい気がします.

ジョージ役の人は,あんまり目立たないわけですが,それでも While My Guitar Gently Weeps とかで,いいギターソロを聞かせてくれました.…って,あのソロは Eric Clapton なんじゃなかったっけ.あと,レコードでは,リンゴ以外の三人でまわす The End のソロを全部ひとりで弾いていました(笑).

リンゴ役の人は,頭を左右に振りながら,なかなか本物っぽいふりで叩いておりました.Strawberry Fields Forever とか,ロータムの連打が結構格好いい.両利きに見えたけど見間違いかな?

最後は客席も交えて Hey Jude の大合唱.楽しかったぁ.うちの子供は前半,大音響の中寝てしまっていたのですが,後半はちゃんと聞いて,(歌えるところは)歌って,案外楽しんでくれていたようです.普段から聞かせている効果があったか.

CDも売ってたけど,悪いけどこれはいらないな〜.やっぱり本物を聞いた方がよいです.

7月になるとどのジャンルも公演らしい公演がぱったりと途絶えてしまいます.9月まで不毛な季節です.寂しい.スポーツも,もう大リーグしかない.